2014年2月7日金曜日

郵便物は届くものじゃなく受け取りに行くもの


本日もしっかりと曇り模様の東ロンドン。



結局、夜はしとしと雨になりました。






さて今日は郵便物の話。



夫婦して仕事に出ている我が家は、日中は基本的に誰もいません。

封筒やハガキみたいに、郵便受けに入るものなら問題ないのですが、

日本から、はてまたインターネットで買って届く大きな郵便物となると不在票が届きます。























こんな感じのものが届きます。



日本では、郵便でも宅配便でも、どこどこに電話して再配達の時間をご指定くださいー、

みたいなことが書いてあったり、そもそも時間指定で発送するなんてことも出来ますが、

ここイギリスではそんな甘っちょろい、いや、高等なサービスは受けられません。



たまに再配達を行ってくれる業者もいますが、時間指定なぞ皆無。

朝8時から夕方5時の間に行きます」という、有給休暇上等な枠でしか届けてくれません。

また、土曜日配達サービスもたまにありますが、別途料金がかかります。しかも結構、高い。

日曜日は絶対に配達無し。



で、どうすれば良いか。



不在票を見ると、どこどこ郵便局でお宅の荷物は預かっているいるので、取りに来なさい、と。

基本的に一番近い郵便局になっているはずなんだけど、住んでる場所次第では

結構遠い場所まで行かなければいけない場合もあります。



そう、この国では、郵便物は届くものじゃなく、受け取りに行くものなのです。



映画なんかじゃ、「うわー、パパからプレゼントだー!うれしー!」みたな

シーンがあったりしますが、仕事で外出時間の長い家族の日常では、

そんな良いタイミングで家に居ることは稀なのです。



しかも、郵便局や配達所は朝9時から夕方5時までという営業時間の場合が多いので、

結局は半日休暇を取らないと荷物を受け取れない場合もあったりします。

私の場合、朝10時出勤というありがたい勤務体系なので、朝急いで取りに行きました。


















イギリスの一般的な郵便局。「Post Office」

すごい大きい本局みたいな場所もありますが、大抵はこんな感じで、

Off Licence、いわゆるコンビニ的な場所と併設されてる場合が多いです。



中に入ってみると、朝9時からの営業ということで、窓口には誰も居ない様子。
















中を覗いてみると、結構ダラダラと朝の準備をしている職員が見えたりしています。

日本みたいにきっかりと開店を待って列を作るような習慣は無いのか、

9時ちょい前に来たのに私が列の先頭でした。



で、営業時間開始。



先ほどの不在票を渡して、身分証明(車の免許証でOK)を見せると、

倉庫をごそごそとして持ってきてくれます。

あとは用紙にサインと日付を書いたら受け取り完了です。



あ、身分証明ですが、イギリスの免許証には住所が書いてあるので、

本人確認と住所確認が両方出来るのですが、免許証を持っていない人は、

多分パスポートと、住所を証明できる何かの二つを見せなきゃいけないかも。



ということで、無事、嫁さんの実家から届いた荷物を受け取れました。



ちなみに、以前、義母が荷物を送った際に嫁さんの名前をあて先にしたお陰で、

私が受け取りに行ったら、名前が違うので君じゃダメ!と門前払い食らいました。

嫁さんはこの時間に郵便局に来れないから私が来たんだ、と主張してもダメ。変に厳しい。



結局、次の日に嫁さんの免許証を一緒に持っていったら私でも受け取れましたが。

なので、日本から荷物をイギリスに、いえ、海外に荷物を送る予定のある方は、

受け取りに行ける人の名前を書くほうがいいですぞ。



または、よくインターネットで買い物する際には、会社に送ってしまう人もいます。

絶対に不在にはならないし、必ず受け取れるし。でも大きい荷物は無理だね、やっぱり。



ということで、これから荷物を開けてみようかなー、と思っておりますです。

中身は内緒。



ぬま~りお

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